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特集コラム
第5回:ご近所獣医師 田邊弘子の「犬あれこれ」
無理なく脂肪を減らそう

痩せる目的は、ただ単に体重を減らすことではありません。体に付いた余分な脂肪を減らすことが目的です。
闇雲に減量を行うと、減らしたい脂肪はあまり減らずに、体に必要な筋肉などの脂肪以外の部分が減ってしまうということが起きます。
では、愛犬が無理なく脂肪を減らすためにはどうしたらいいのでしょうか。

ポイントその1「食事の管理」
  • 1日の食事の総カロリーを把握しましょう。
    愛犬が何をどれくらい食べているのか、しっかり把握できないと減量はうまくいきません。
  • 心を鬼にして、一日の総量を守る
    減量中は、決められた量以外の食べ物を与えることのほうが、愛犬にとってかわいそうなことです。
  • 「栄養そのままカロリー控えめ」が秘訣
    ダイエットフードは、食べる量を極端に減らさずに摂取エネルギー量を減らすことができるので、食事の嵩(かさ)が少ないことでワンちゃんが感じる物足りなさを解消してくれます。
ポイントその2「運動」
  • 運動不足は筋肉不足。筋肉不足は痩せにくい。
    運動しないと、エネルギーが消費されないだけでなく、筋肉が落ちてしまいます。筋肉を動かすことで効率よくエネルギーを消費することができるのです。その筋肉が減ってしまったら、ますます痩せづらい体になってしまいます。
  • テンポよいお散歩を続けること
    緩やかな運動をある程度の時間続けること(有酸素運動)が減量に最適です。一番のお勧めは、お散歩です。
  • 場所はどこでも、とにかく歩く!
    外にお散歩に行けない事情があるときは、お庭やお部屋でかまいませんので、お散歩に相当する分飼い主さんがワンちゃんを歩かせてください。
ポイント3「経過のチェック」
  • 目標に向かって、地道に進むべし
    減量は、始める前にまずプログラムを立て、そのプログラム通り体重が減っているかチェックすることが大切です。

最後に、体重増加は単なる肥満ではなく、病気の症状の場合もありますので、飼い主さんの自己判断で減量を始める前に、獣医師に相談されることをお勧めします。

田邊弘子
日本大学卒業。動物病院での勤務を経て、現在ダイレクトワンの明るい相談窓口として活躍中。犬の食事やしつけに関して一般の人にわかりやすく伝えようとこのコーナーを担当することに。「みなさんと同じ目線でワンちゃんと楽しく暮らせる情報をお届けします」と意気込みを語る。

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