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特集コラム 第6回:ご近所獣医師 田邊弘子の「犬あれこれ」
食べ物なのに食べてはいけない!?

犬が食べると中毒を起こす食べ物があります。代表的なものとして、次のものが挙げられます。

●チョコレート、ココア

チョコレートやココアに含まれる、テオブロミンという成分が心臓の血管や中枢神経を興奮させます。動悸、興奮、頻脈、昏睡、などの症状が現れ、死亡する場合もあります。
ホワイトチョコレートなら大丈夫と思っている方いませんか?ホワイトチョコレートにも、僅かですがテオブロミンが含まれているので、やはり与えるのは避けたほうがいいでしょう。

犬が食べると中毒を起こす食べ物があります。代表的なものとして、次のものが挙げられます。

●ネギ類、ニラ、ニンニク

貧血を起こします。死に至る場合があります。

うちの子は大丈夫!?

食べてはいけないと言われるものを食べてしまったけど、なんともなんともなかった、という話を聞くことがあります。果たしてワンちゃんは本当になんともなかったのでしょうか?食べてもなんともなかったかどうかは、当事者にしかわからないことです。
食べてしまったにもかかわらず、大事に至らなかったのはラッキーなことです。次に食べても大丈夫ということではありません。「うちのワンちゃんはこれを食べても大丈夫な体質なんだわ!」といった油断は禁物です。

家族全員で協力することが大切

ワンちゃんが食べてはいけないものを食べてしまうのは、全て飼い主さんの責任です。
直接与えないのは、言うまでもありません。思わぬものを食べてしまうことを防ぐため、普段からワンちゃんの口の届く範囲に不用意に食べ物を置かないように気をつけることが大切です。
また、来客とご馳走がワンセットになる行事のときは特に危険度が高くなります。来客の接待に追われて、ふと気が付いたらワンちゃんが盗食していた、お客さんがワンちゃんにネギ入り料理やチョコレートを大盤振る舞い、などということがないように十分お気をつけください。

田邊弘子
日本大学卒業。動物病院での勤務を経て、現在ダイレクトワンの明るい相談窓口として活躍中。犬の食事やしつけに関して一般の人にわかりやすく伝えようとこのコーナーを担当することに。「みなさんと同じ目線でワンちゃんと楽しく暮らせる情報をお届けします」と意気込みを語る。

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