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特集コラム 第12回:ご近所獣医師 田邊弘子の「犬あれこれ」室内飼育をより安全に

室内飼育の普及が、犬の平均寿命の延長の大きな要因のひとつといわれています。
室内飼育は暑さ寒さの影響を受けにくいので身体にかかる負担も少なく、飼い主さんとの距離も近いことから、身体の異変にも気付きやすいので、病気の予防や治療がしやすいというメリットがあります。
しかし、室内で飼育しているからといって油断は禁物です。室内で飼育しているからこそ生じる危険もあるのです。

危険1 食べ物

まず第一に気をつけていただきたいのは、『食べ物の与えすぎ』です。
飼い主さん家族が食事やおやつのたびに、「欲しがるから」とか「一緒に食べられないのはかわいそうだから」と食べ物を与えてしまうと、肥満や偏食の原因になります。
第二には、盗食です。食べ物は、ワンちゃんの口の届かないところにしまうのが賢明です。特に、犬が食べると中毒を起こすものなどは厳重に管理してください。
その他、空き缶やラップ材といった食べ物の臭いがついているゴミ類です。空き缶を舐めて舌や口を切ったり、ラップ類やスチロール材を食べてしまってお腹に詰まったりすることがあります。

危険2 家そのもの

室内でワンちゃんを飼う場合、お掃除のしやすさといった点からは、フローリング材等の床がいいのかもしれませんが、ワンちゃんの健康面からするとツルツル滑りやすい床は腰や膝などの関節を痛める原因となります。
獣医師から「腰が悪い」等の指摘を受けているようでしたら、段差も避ける工夫が必要です。
集合住宅の場合ペット可の物件でも、犬のことを考えた仕様で作られているものはまだまだ少ないでしょう。愛犬の目線で、安全確認することが大切です。

危険3 その他

ハウスダストは犬にとってもアレルギーの原因になります。ワンちゃんは人より低い位置で暮らしているのでホコリも吸いやすいのです。また、床の上の危険物を取り除くという意味でもマメに掃除をする必要があります。

 

田邊弘子
日本大学卒業。動物病院での勤務を経て、現在ダイレクトワンの明るい相談窓口として活躍中。犬の食事やしつけに関して一般の人にわかりやすく伝えようとこのコーナーを担当することに。「みなさんと同じ目線でワンちゃんと楽しく暮らせる情報をお届けします」と意気込みを語る。

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