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特集コラム 第16回:ご近所獣医師田邊弘子の「犬あれこれ」「手をつなぐように」

リードをつけないで犬を離す「ノーリード」に憧れている飼い主さんいませんか? 確かに、猟犬や牧羊犬といった作業犬は言うに及ばず、愛玩用の小型犬でもドッグランを思いっきり駆ける姿はかっこいいものです。

自由気ままは危険がいっぱい

全然構いもせず犬を繋ぎっぱなしにするのは可哀想なことです。でも、動かない杭に繋いでおくことと、飼い主さんがリードを握ることを同じ次元で考えてしまうのは問題ありです。公道を歩く場合、人の交通ルールを理解できない愛犬を守るためには、リードは命綱なのです。

まずはカラー(首輪)から

リードをつけるためには、まずカラー(首輪)やハーネス(胴輪)をつけることから始まります。カラーはリードをつなぐためだけでなく、迷子札をつけたり、それ自体が目印になりますので、万が一愛犬がいなくなったときに役立ちます。

楽しいことと覚えさせる

また、リードについても楽しいイメージが持てるように気を配ってください。決して、リードで犬を叩いたりしてはいけません。ほとんどのワンちゃんはリードを見れば散歩に行けると、大喜びします。そのリードを見ておびえるようにしたくないですね。

メンテナンスはしっかり

さて、愛犬がつけているカラーやリードはいつから使っていますか? 切れ目・裂け目などありませんか? 縫い目の綻び、金属部分のサビなどありませんか? マジックで書いた連絡先が消えていませんか? つけているというだけで満足してはいけません。日々の点検が大切です。

リードをつけることは、綱で犬を引っ張り回すのとは違います。歩行のしつけがついていれば、お散歩の時リードはたるんでいるものです。 犬と人は、直接手をつないで歩くことができません。だからこそ、幼い我が子と、あるいは恋人と手をつなぐように、大切な愛犬とはリードを介して手をつないでいただけたらと思います。

 

田邊弘子
日本大学卒業。動物病院での勤務を経て、現在ダイレクトワンの明るい相談窓口として活躍中。犬の食事やしつけに関して一般の人にわかりやすく伝えようとこのコーナーを担当することに。「みなさんと同じ目線でワンちゃんと楽しく暮らせる情報をお届けします」と意気込みを語る。

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