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特集コラム 第22回:ご近所獣医師田邊弘子の「犬あれこれ」「預けることもあるのです」

愛犬を預けることに抵抗感を持たれている飼い主さん、かなりの数いらっしゃるのではないでしょうか。

預けなければならないことも

決して預けたくない、その気持ち、とてもよく分かります。ただ、どうしても預けなくてはならない、そういう場合もあるのです。
私が動物病院に勤めていた経験から言うと、『急なお預かりの理由』の2トップは、お葬式と入院でした。どちらも、自分の都合で事が運べるという類いのもではありません。また、行かないで済ませられるものでもないでしょう。

転ばぬ先の杖

愛犬は絶対に預けない、と決め付けるのではなく、預けることを前提に、下調べや準備をしておくと、いざという時慌てないで済みますし、ワンちゃんも預けられて嫌な思いもしないで済むでしょう。
まずは.預け先を探しておきましょう。動物病院の預かりや、ペットホテルなど、犬の管理に関して知識と技術のあるところに預ける方が無難でしょう。特に持病があるなど、健康上の気になる問題があるワンちゃんの場合は、かかりつけの動物病院に預けた方が、健康管理の面ではいいかと思います。

クレートは我家

お預かりの場合、普段のときはケージで過ごすのが一般的です。大抵のワンちゃんは抵抗なくケージに入ってくれるようです。やはり普段から慣らしてあげたほうが、ワンちゃんにとっていいでしょう。
お部屋の片隅に、ワンちゃんがいつでも出入りできる状態で中にお気に入りのタオルでも入れて置いておき、自然に入るようになれば、それでいいです。あまり関心を示さなかったら、少量のおやつやおもちゃを中に置いて、まずは中に入るよう仕向けてみて下さい。
日頃から、クレート等で休む習慣があるワンちゃんならば、そのクレートの中であれば、ご自宅と同じ環境で過ごせるわけですから、よそのお宅でも安心して過ごせるでしょう。

食について

食事を用意してくれる施設に預ける場合でも、日頃食べているフードを用意して行くとよいでしょう。環境の変化は、ワンちゃんにストレスをかけます。更に食べ物まで変わってしまうと、食欲不振になったり胃腸に負担をかけることがあります。万が一、預けることを考えると、市販のドッグフードが食べられるようにしておくことも、大切な準備のひとつと言えるでしょう。

田邊弘子
日本大学卒業。動物病院での勤務を経て、現在ダイレクトワンの明るい相談窓口として活躍中。犬の食事やしつけに関して一般の人にわかりやすく伝えようとこのコーナーを担当することに。「みなさんと同じ目線でワンちゃんと楽しく暮らせる情報をお届けします」と意気込みを語る。

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