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特集コラム 第34回:ご近所獣医師田邊弘子の「犬あれこれ」「長寿に向けての準備」

現代の日本の犬は、長生きです。そう言い切っても過言ではない時代となっています。あなたの愛犬にも必ず訪れる高齢期をよりよく快適に過ごすためには、愛犬が若いころから長寿を前提にした飼育等を心掛けることが必要となります。

日常のお手入れの意義

日常のお手入れをする目的には、短い目で見れば、愛犬自身が日々快適に健康に暮らすため、あるいは飼い主さんが一緒に生活するうえで不快に感じないため、ということが挙げられます。また、長い目で見た場合、体の各部分を長い犬の一生を通してなるべくいい状態で保ってあげるということが挙げられます。寿命が延びた期間の健康を担保するためには、体の各部分を健やかに維持する必要が生じます。そのために欠かすことができないのが、日々のお手入れです。

塵も積もれば

お手入れで出来ることなど、些細なことと侮ってはいけません。例えば、歯磨き。口腔内の衛生を保つことは、体全体の健康を維持する上で大変重要です。犬に大変多い歯周病が進行してしまうと、治療法は歯を抜くしかありません。歯磨きさえきちんとしていれば、このようなひどい状況は避けることが出来ます。歯磨きがどんなに大切かお分かりいただけますよね。

家庭でのお手入れをスムーズに

お手入れが大切なのはよくわかっていても、愛犬がお手入れを嫌うので、なかなか出来ずお困りの飼い主さんも多いことでしょう。ご家庭で上手にお手入れをする方法をご紹介します。
まず二人以上で行います。ひとりが愛犬を保定し、もうひとりが愛犬のお手入れをします。保定するのは、飼い主さん家族の中で愛犬がより信頼している方が担当されるといいでしょう。
その他、使う道具は一式まとめて愛犬に気づかれないように準備しておきます。

高齢になることを否定することはありません。飼い主さんにとって愛犬は、たとえいくつになっても永遠のパピーちゃんであることにかわりはないのですから。

田邊弘子
日本大学卒業。動物病院での勤務を経て、現在ダイレクトワンの明るい相談窓口として活躍中。犬の食事やしつけに関して一般の人にわかりやすく伝えようとこのコーナーを担当することに。「みなさんと同じ目線でワンちゃんと楽しく暮らせる情報をお届けします」と意気込みを語る。

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