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愛犬悩み相談辞典

動物病院にかかる
Q1. なんとなく具合が悪そうなとき、どのタイミングで動物病院に連れて行けばいいですか?
Q2. 上手な受診の仕方がありますか?
Q3. インフォームド・コンセントとは何ですか?
Q4. Q.O.L.(キューオーエル)という言葉を最近よく聞きますが、どういったことかよく分かりません。
Q5. 動物病院の治療費は高いような気がします。

Q1. なんとなく具合が悪そうなとき、どのタイミングで動物病院に連れて行けばいいですか?

A1.
ワンちゃんは具合の悪さを外にあまり出しません。いつも一緒にいてワンちゃんを知り尽くしている飼い主さんが『なんとなくいつもと様子が違う』と感じたのなら、動物病院での診察を受けることをお勧めします。顕著な症状が出るまで様子を見ることはあまりお勧めしません、なぜならワンちゃんは人の5倍の速度で年をとります、2日も様子を見たら人に例えたら10日間も放置していることになりかねないからです。

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Q2. 上手な受診の仕方がありますか?

A2.
大切なワンちゃんが病気やケガになったら飼い主さんは動転されることでしょう。でも、かわいいワンちゃんのため気をしっかり持って、口のきけないワンちゃんの代わりに、ワンちゃんの状態を客観的に獣医師に伝えましょう。いつから、どこが、どんなふうに、どれくらい悪いのかといったことを、なるべく経過した時間の順に伝えてください。説明するのが苦手な人は、言い忘れ対策として簡単でいいのでメモ書きしておいてはいかがでしょう。便や嘔吐物も可能なら持っていくといいでしょう。(わざわざ言わなくてもこれは皆さん実行されていますよね)また、発作などはもしできるのならビデオなどに撮っておくと診断の役に立ちます。

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Q3. インフォームド・コンセントとは何ですか?

A3.
インフォームド・コンセントとは、治療前の納得と合意。つまり、獣医師からは、愛犬の状態(病状)、できうる医療の選択肢、それにかかる経費等を説明する。一方、飼い主さんからは家族の意向や経済的な条件などを出す。その上で、ワンちゃんと飼い主さんにとって選べる最善の方法を獣医師と飼い主さんが話し合って決めることです。
獣医師が専門用語を多用し飼い主さんに口を挟む隙も与えず一気にまくし立てる説明はこれにはあたりません。
インフォームド・コンセントにおいて口の利けない愛犬の代弁者である飼い主さんの責任は重大です!

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Q4. Q.O.L.(キューオーエル)という言葉を最近よく聞きますが、どういったことかよく分かりません。

A4.
Q.O.LとはQuality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)の略。生活の質と訳されます。
日常生活をどれだけ苦痛の少ないものにするかという趣旨です。
若い犬の場合、例えば手術といった一時的にQOLが下がることでも、その後の長い人生(犬生)を考えればやる価値があります。老齢犬の場合、一時的と思っていても一度下がったQ.O.L.がなかなかあげられないことがあります。老齢犬に何かをする場合、若い犬にするときより慎重に行う必要があります。

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Q5. 動物病院の治療費は高いような気がします。

A5.
高いといわれれば、高いかもしれません。では、ここで動物病院でかかる医療費を抑えるウラ技をご紹介します。

  1. 予防→かかってから治療するよりはるかに安上がりです。
  2. お手入れ→ワンちゃんの歯科治療はほとんど全て全身麻酔下で行われるのでコストがかかります。歯磨きをきちんとして、歯科治療代を浮かせましょう。被毛のお手入れをすることで、皮膚病が予防できます。ブラッシングのついでに全身を触り体表付近の腫瘍を早期発見!
  3. 安全確保→事故を100%防ぐことは無理かもしれませんが、せめてうっかり事故だけは起こさないよう、ワンちゃんの飼育環境に気を配りましょう。(例えば、たまねぎ、チョコレート、竹串など盗食したことで生命の危機にさらされるものは、ワンちゃんのお口の届かないところに厳重保管する、など)

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