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愛犬悩み相談辞典

予防(フィラリア編)
Q1. フィラリアという蚊がいるのですか?
Q2. フィラリアは罹ってから治療できないの?
Q3. 蚊に刺されないようにすれば、フィラリアから愛犬を守れますか?
Q4. フィラリアの予防は?
Q5. 昨年貰ったフィラリアの薬が残っています。飲ませて問題ありませんか?

Q1. フィラリアという蚊がいるのですか?

A1.
フィラリアというのは、蚊によって媒介される寄生虫のことです。

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Q2. フィラリアは罹ってから治療できないの?

A2.
フィラリアは血管内、特に心臓に寄生します。蚊によって運ばれるので、フィラリアは小さな寄生虫と思ってらっしゃる方もいると思いますが、蚊によってもたらされたフィラリアは犬の血管内で長さ30センチ以上のそうめんくらいの大きさにまで成長します。血管を詰まらせたり傷つけたりすることで、犬にさまざまな障害を起こします。寄生場所が血管内ですので駆虫が難しく、駆虫すること自体がワンちゃんにかなりの負担を掛けます。

フィラリアは症状が出てから治療するのではなく、きちんと予防してあげることが大切です。

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Q3. 蚊に刺されないようにすれば、フィラリアから愛犬を守れますか?

A3.
まったく蚊のいない場所なら問題ありませんが、蚊取り線香などで蚊からワンちゃんを守ることは 不可能と考えてください。(私たち人間だって、蚊取り線香を焚いていても蚊に刺されますよね)A2.でも書いたように1匹でもフィラリアが犬の体内に入れば、30センチのそうめん大の虫が心臓に入る可能性を作ってしまうのです。3キロ程度の超小型犬の心臓にとってそれはとんでもない負担になります。

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Q4. フィラリアの予防は?

A4.
現在(平成17年現在)、フィラリアの予防は錠剤、粉薬、お肉タイプ、注射、たらすタイプがあります。ワンちゃんの体質や飼い主さんのライフスタイルに合わせて、かかりつけの獣医師にどの予防薬を使うかよくご相談下さい。

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Q5. 昨年貰ったフィラリアの薬が残っています。飲ませて問題ありませんか?

A5.
1ヶ月に1度飲ませるフィラリアのお薬ですね。このタイプのお薬はその年のはじめての蚊が出てから1ヶ月後に第一回目のお薬を飲み、最後の蚊を見てから1ヶ月後に最後の薬を飲むようになっています。そして翌年、再びフィラリアの薬を飲み始める前に前年の予防がきちんと行われていたか(フィラリアに感染していないか)確認するため血液検査をします。

もし、フィラリアに感染している犬に予防薬を投与すると、重い副作用が起きることがあります。前年の薬がお手元にあるということは、予防が確実に行われていない可能性が高いので、血液検査をせずに薬を飲み始めることは絶対にやめてください。血液検査の結果、予防薬を通常通り飲ませることになった場合、お手持ちの薬が飲めるかどうかはかかりつけの獣医師にご相談下さい。

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